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偽島で使用中のキャラクタ、クレイン・クライン・クリストフの日記部分を保存するためだけに存在するブログで御座います。 ゲームやってない人には、なーんの価値も御座いません。 多分。
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サイトのほうの、WEB拍手で、トリチェの日記に絵はないの?と質問がありました。
絵日記モードにして絵を描いていけるほど、ネタだしは早くありません(笑)
偽島は、絵をみるサイトだよ(遠い目)みたいな。

でも、とりあえずキャラクタイラストは無いわけではないので、ちょっとアップしてみます。

全身
全身図と、










121.png顔です。


クリックするとでっかくなりますよ。







表情が違う?


全身のほうは「対外モード」(アナログ作成。コピック万歳)
顔のアップは「本来の顔」(絵板作成。友人の板を借りました)


だからですよ。
とはいえ、目の色間違ったんですけどね、アップのほう。
灰色だったか……。
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手の中には、宝玉と呼ばれるものが存在する。
水色の光を放つ、なかなかに美しいもの。
完全な球形をもつそれが、この島で手に入れるべきもの。

……だということを、彼はつい数分前に知った。

何せ彼は「ちょっとにゃごにゃご様を探しておいで」といって、あの場所から半強制的に旅立たされた。彼にとって最重要なのはそちらのほうで、この宝玉なるものは二の次だったのだ(というか、存在自体知らなかったのだ!)
なにやら全ての種類を揃えると、財宝を持って帰れるだとかなんだとか、そういう話らしいのだが。
別に財宝にはあまり興味はない。
「とりあえず、コレ目当てに一杯人が来るから、にゃごにゃご様に会える確率も高いって考えたのかな、長老は」
彼は呟くと、手の中の宝玉を見る。

確かに、宝としてのコレには全く興味はないのだが。

「魅惑的な形ですよね」
『そうだなあ』
彼は傍らにいる黒猫に声をかける。黒猫―十六夜は頷いた。
彼はおもむろにその珠を地面に置くと転がす。完全な球体であるそれは、地面に軽やかな音を立てながら転がった。
『転がる、転がる』
「ううぅ、ステキな動き」
二人の目線は転がる珠に釘付けになる。
と、
突然、十六夜はその珠に手を載せた。
ぴたり、とまる珠。
おもむろにつつくと、珠はまた転がった。
『むぅ、いい珠だ』
「ああ、本能に抗えない」
彼も珠をとめると、また違う方向へ押し出す。
暫らく彼と黒猫の間を宝玉がいったりきたりを繰り返す。

その珠を求めるものが見れば、悲鳴を上げること必至な行為をくりかえしながら、彼らは暫らくその珠にじゃれ付いていた。


「……なんかこれは人を堕落させると思います」
『そうだな、そんなものしまいこんでおけ』
とてつもない充足した笑顔を見せつつ、彼はその珠を袋にしまいこんだ。


■今ではない時間、ここではない場所。

彼女は報告を読み終わると、その書類を火にくべる。紙はすぐに灰になり、後には残らない。
「つまり、トリチェは宝玉を手に入れた、と」
「目的からはそれますけど」
彼が肩をすくめて見せると、彼女はすこし笑って見せた。
「宝玉になんらかの力があろうが、遺跡に宝があろうが、瑣末な話というもの。トリチェもその辺はわかっておろう?」
「球にじゃれ付いたりはしたようですけど、基本的に興味ないみたいです」
「まあ、球形に抵抗できるものではないな」
彼女は困ったように笑う。
自分たちを支配するのは、にゃごにゃご様の意思。
動けない方に代わり、世界を見、感じるのが自分たちの仕事。
その代わりに永遠を約束された。
あの方の意思に支配される限り、永遠の世界は常におもしろい。
彼女は虚空に手を伸ばす。
その手にはいつの間にか、島への招待状が握られている。
その文面に目を走らせ、彼女は皮肉げな笑みを浮かべた。
「世の中に、退屈などありはしないと思わないかえ?」
「全くです」
彼も嗤う。
「世界はいつだっておもしろい。それを感じ取れないとは、他のモノたちはなんと鈍いことでしょうね」



■PLのつぶやき。
気付けばまた、継続ぎりぎーり!
たまには学習しようぜ私。

上位技能を手に入れました。封殺料理。
ありがとう、ありがとうにゃも様。オイラ一生ついていきます。
ところで、この料理。食べると胃を壊したりする料理だそうです(伝聞形)
そんな奴が作った料理を普通に食べるなんて、パーティーメンバーの方々は、豪快ですな。いつ裏切られるかわかったもんじゃないのに!(裏切りません)



■この前の回、初めて宝玉を手に入れたのです。
宝玉、すごいですね。
実のところコレが最終目的だったことをすっかり忘れていましたが、思い出しました。
『別行動か』
「そうなりました」
十六夜の問いかけに、彼は肩をすくめて見せる。
その報告に十六夜は暫く考え、やがて頷く。
『ふむ、では私はにゃもとやらについていこう』
「なぜですか?」
『かの者がお前の提供者にふさわしいかどうか見極めてこよう。ふさわしくない者にいつまでもついていくことはあるまい。私とて、導き手としてお前に居なくなられると困るのだ』
答えに、彼は少し笑う。
「まあ、トリチェもまだ消滅したくないです。けど、いいなあ、十六夜様。にゃも様と一緒で。トリチェは犬と一緒ですよ」
『そういうな』
「うー」
『クレイン』
十六夜は尻尾で地面を一度打つと、彼の名を呼ぶ。彼は不満げな顔を一瞬で真顔に戻した。本名で呼ばれたのは久しぶりだった。
「すみません」
『わかればよい』
十六夜は目をすっと細めると、彼を見上げる。
『では、また後で合流しよう。分かっていると思うが、手を抜くな。遊ぶんじゃないぞ』
「わかりました」
十六夜がにゃもの元に歩いていくのを彼は一礼して見送る。そして顔を上げると何度か手で頬をさする。
マジメな顔を、ふにゃりとしたいつもの表情に戻して。

「おーい、いぬっころー、移動するぞー」
同行者に声を掛けたのだった。


■今ではない時間、ここではない場所。
『十六夜は合流できたようだな』
『我々に距離や時間は関係なかろう』
『五指の情報はいつだって正確だ。しかし時には我々が直に世界を見るのも必要だろう』


■PLのつぶやき
更新時期がどんどん遅くなっていってるよ!
やばいよ!
チキンレースって、得意じゃないの!
あと何時間ー!?
そして思いつきで書いている日記はそろそろ自分でも設定が分からなくなってきました(笑)



■まあ、いつだって先を考えずに適当に書いているので、思いつきで文章を捏造してるのはいつもどおりだといえます。

つまり、実のところ心配はいりません。
十六夜様は迷子猫という扱いになってはいる。
いるけど、地面を歩くのは十六夜様は嫌らしく、こちらとしても地面を歩いてもらうのは心苦しい。
とはいえ、戦いもないことはない旅路なので、とりあえずこちらの肩あたりに乗っかっていてもらうことにした。
「猫」に対する過保護は今に始まったことではない、というのが共通の見解なのか、とりあえず誰も何もいわないから、そのままだろう。
別に重いわけでもない、問題はない。

で。
別にそこは問題じゃない。


何でまた犬と二人組みに戻ることになったんだろう。
『気にすることはないではないか、大して害のない生き物だ』
十六夜様はそういってくあ、とあくびをする。
『それよりトリチェ、少し気をつけておけ。なんぞ嫌な予感がする』


■今ではない時間、ここではない場所

「で? 十六夜様がお出向きになったのはわかりました。どのような決定事項があったのですか?」
「別に気にすることはないよ。本当に十六夜様の気まぐれらしい。一応満月様たち、導き手の方々全員に伺ってみたけれど、今のところ何の意図もないらしい」
「十六夜様の気まぐれですか?」
「導き手の方々のなかでも気まぐれなほうだからね。けど、何か大きな問題が起こったときにあちらに十六夜様が居るのはとても心強いよ」
「C様の体はいつごろまで持ちそうですか?」
「そんな、すぐどうこうなるわけではないよ。十数年はまだ余裕がある。すぐににゃごにゃご様にお会いできるとはかぎらないからね、少し前に起したんだ」
「B様」
「?」
「C様が五指から落ちることはありませんよね?」
「ないと思うよ。あれで仕事にはマジメだから」



■PLの呟き
昨日、「は!? あれ!? もう金曜!?」とあわてました。
……嘘、毎週言ってる。
なんか一週間が速いんですが、気のせいですか?
世界陸上のせいですか?



■どんどん手抜きになっていきますなー。
砂地にぽつんとたつ、大樹からの視線に、彼はその木を見上げる。
頭上の太い幹に、黒いスマートな猫が一匹、優雅に寝そべっていた。
彼はしばらく瞬きし、その猫を見上げる。
少し特徴的な耳の形に、思わず苦笑する。
「十六夜様じゃないですか」
『今頃気付いたか、ばか者』
「気のせいだとおもったんですよぅ」
彼はいいわけめいたことを言うと、肩をすくめて見せる。反省という言葉とは無縁の態度だが、それをとがめるものはいない。
「それにしても、十六夜様が直々にいらっしゃるって、どうしたんですか?」
『どうもせんよ。ただ、お前の瞳を通してみるその島が面白そうだたから、私は自分で体験しにきただけさ。お前がいる場所へは、私は任意で現れることが出来るからね』
「まあ、方法は分かってるんですけど」
彼は答えると、あたりを見回した。今は食事が終わり、全員がまったりしている時間だ。多少なら大丈夫だろう。
彼は手近な木の枝に手をかけると、するすると木に登る。あっという間に黒猫の隣の枝にたどり着くと、そこに腰掛けた。
遠くまで見える世界に、彼は少し目を細める。
「直々にお出ましということは、何か問題でも起こったってことですか?」
『いや、別に。さっきも言ったであろう。ただの気まぐれだ。私はお前の導き手なのだよ?』
「まあ、そうですけどね」
『心配はいらない。他の者の前では立派に「猫」などと呼ばれる存在として振舞うからな』
「ああ、初めてお会いしたときのように」
『そうだ。それにしても面白そうなものたちばかりではないか』
「正直、悪魔と犬は排除したいです」
『しないのか』
「にゃも様がおきにいりですから」
黒猫は鼻で笑うようなしぐさをすると、ふわりとあくびをした。
『月蝕がくやしがっておったよ。じかに遊びに行きたかったのに、どうしてアイエが出かけていないのかと』
「そのうちでかけることもあるでしょうよ。それより、どうしたらいいですかね」
『お前は今から私を抱えてここから降りる。迷子猫を拾ったとでも言えばいいだろう。見れば全員善良そうではないか。騙せる』
その言葉に、彼は口を吊り上げた。笑っているのだろう。
「じゃあ、そうします」
彼は黒猫をそっと抱き上げると、一気に枝から飛び降りる。
バランスを崩すことなく、音なく地面に降りた彼は、一直線に同行者の元へ進む。

「にゃも様ー、迷子のにゃごにゃご様を保護しちゃいましたー! イザヨイ様ですよー!」



■今ではない時間、ココではない場所。
「十六夜様がC様のところへお出向きになったそうですよ」
「導き手様がたも最近はお暇なのかなー」
ツヴァイデの言葉に、アイエは大きく伸びをする。
「アイエも面白かったもん、何かトリチェの夢。ツヴァイデは行ってないんだっけ」
「C様だって夜は普通にねむりたいでしょう」
「ツヴァイデはつまんなーい」
「しかし、十六夜様が動かれたということは、何か深遠な理由があるかもしれませんね。C様の話ですと、にゃも様はまだにゃごにゃご様になっておられないかもしれないのですし」
「単に暇つぶしなんじゃないのー? 月蝕様とか行ってるのかな?」
「Eがここにいる限り、月蝕様はお出向きになれないでしょう。もちろん、私の三日月様も」
「かいちょーならなんか知ってんのかな?」
「さあ? 上の方々の考えることは、全く分かりませんね」
「だーよねー。トリチェが派遣されてるあたり、意味不明だよねー」
「C様はもうすぐ、体のほうの時間が元にもどってしまうからですよ。そろそろ調整時期なのです」
「あー、じゃあアイエもあと100年くらいで一回下界行きだねー」
「まあ、まだ先ですよ」
「100年なんて、あっという間だよ。ツヴァイデの50年なんて、すぐだよ、すぐ!」


■PLさんの呟き
にゃもちゃん(892)が、「猫ひろっていいよ」と言ってくれたので、遠慮なく拾ってみました。(説明はしょりすぎ!)



■この回から、十六夜様登場。
おかげでトリチェの日記はどんどんゲーム内のことを反映しなくなっていくのでした。
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