偽島で使用中のキャラクタ、クレイン・クライン・クリストフの日記部分を保存するためだけに存在するブログで御座います。
ゲームやってない人には、なーんの価値も御座いません。
多分。
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延々と砂の海は続いている。
遺跡の中だというはずなのに、よくもまあコレだけの規模の砂地を作り出したものだ、と彼は内心舌打ちをした。砂地だけあって足をとられることも多く、歩みは遅々として進まない。
同じ方角を目指すものがあちこちに見えるが、興味はない。ただ、彼はひたすら付き従って歩くしかないのだ。それがどこまで続くのか分からないが、まだ早すぎる。
そう。
まだ、誰にも真意を知られるわけには行かない。
歩みは遅々としているが、進んでいないわけではない。
彼の感覚として、一日分としてはまあまあな進度ではないだろうかという場所まで来たとき、その声は足元からした。
「あんた、にゃんたじゃないかい?」
それは小さな女だった。手のひらにでも簡単に乗せることができるだろう。「百」と書かれた覆面で覆われているからどういう顔かは想像もつかないが、その着物であるとか白い肌、長い髪から発せられる雰囲気はどこまでも妖艶だった。が、彼にとっては全く興味のない相手でもある。
(にゃんた?)
彼は女の言葉に内心眉を寄せる。そういうものはココに居ない。
「おモモさんにゃー」
(ああ、にゃも様の知り合いか)
現段階で最も敬愛するにゃごにゃご様であるところのにゃもの知り合いとはいえ、やはり興味はわかない。相手の真意は分からないが、にゃもは女との話に夢中になっている。邪魔をする必要はないだろう。尤も、この女の出方によっては、対応はいくらでもかえていける。きな臭いことを言ってないかチェックをする必要はあるだろう。
「で、そっちの小さいのは新しいお友達かい?」
(どう考えても、そっちのが小さいじゃん)
女は犬と彼を見て楽しそうな声をあげた。同行している犬は尻尾を振りながら返事をしたが、彼はさめた目で女を見ただけで反応しない。にゃもは「一緒に探検している」と答えている。彼の中では非常に分かりやすい上下関係が同行者の中にはあるのだが、どうやらにゃもも犬も、そうではないらしい。
多分、フラットなのだろう、と彼は考える。
(問題なし、か?)
昔話が主であり、彼にとってコレといった有益情報は出ないようだ。警戒は解いても問題ないかもしれない、そう彼が判断しかけたときだった。
「じゃ、仔猫ちゃんがどれくらい強くなったか、アタシが試してあげようじゃないの♪」
女は突然そういうと彼らに襲い掛かる。
(ちっ、面倒な)
彼は内心舌打ちすると、武器であるすりこぎを取り出した。
>……ちうわけで、毒百足との戦闘が発生しましたよ。
※ 本日の日記は845、892、1445で連動させていただいております ※
■トリチェの報告 兼 今ではない時間、ココではない場所■
「相変わらずにゃも様について遺跡を探検してますよー。前回の報告であげた敵は蹴散らしましたー。今のところにゃも様に損害は無しですよー。そうそう、模擬戦闘をやったんですけどね、トリチェが表立って戦闘するのって、ひっさしぶりじゃないですか? そういうわけで、ちょっと感覚取り戻すまでやっばい感じなんですよねー。やっぱ実戦はたまにやっとかないと駄目ってかんじですよー。うっかり倒されちゃったですよ、それもトリチェだけ。かっちょわる!」
「それで? よく元気でいられるな」
「そりゃまあ、あくまで模擬戦闘だからねえ、致命的なことにはなんないよ。でもさ、なにせひっさしぶりでしょ、こんなの。まだ慣れてないのか、動きがしっくりこないんだよねー」
「お前、それ人前で言うなよ?」
「やだなあ、ベフォルズ。トリチェはそんなヘマしないよ」
「不信用」
「ひっど! まあ、うまくやるから見ときなよ。ベフォは今何やってんの?」
「わたしはトリチェの本部でのバックアップと情報処理だな」
「地味!」
「やかましい」
「そうそう、長老元気?」
「会長とよべ、会長と」
「トリチェが長老って言うたび青筋立てるのがおもしろいのにー」
「お前みたいなヤツはにゃごにゃご様のご加護から外れてしまえ」
「ベフォに土産もってってやんないぞ」
「いらん」
「なーんて遊びはここら辺までにしといてだね、とりあえずうまく行ってる。誰もトリチェのことを疑ったりしてないし」
「疑われるような人材だったらそもそもここにいない」
「だ・ね。まあ、見た目15~6の可愛い少年を演じきって見せてやるから、そっちでの報告よろしく」
「……この会話でどうやって報告しろというんだ。前回みたいに報告書送って来い」
「にゃも様も犬っころもいるからそうそう報告書なんて書いてらんないんだよ。他にも探検してる有象無象どもがいるしさ」
「泣き言はきかん。今回は会長にこの会話をかいつまんで報告しておくから、次回からは書類書いて来い」
「わかったよー。そんじゃね」
「ああ」
「あ、そうそう、ベフォと長老ができてるって噂、あれ、ホント?」
「通信終わり」
トリチェはうんともすんとも言わなくなったソレにたいして、舌打ちするとソレをしまった。
■PLさん日記■
設定は毎回書きながら考えてます。
行き当たりばったりで行き倒れないように気をつけたいと思います。
ところで未だに色々と暗中模索です。
一体いつになったらこのゲームが理解できるでしょうか。
いや、たのしんでますよ。
遺跡の中だというはずなのに、よくもまあコレだけの規模の砂地を作り出したものだ、と彼は内心舌打ちをした。砂地だけあって足をとられることも多く、歩みは遅々として進まない。
同じ方角を目指すものがあちこちに見えるが、興味はない。ただ、彼はひたすら付き従って歩くしかないのだ。それがどこまで続くのか分からないが、まだ早すぎる。
そう。
まだ、誰にも真意を知られるわけには行かない。
歩みは遅々としているが、進んでいないわけではない。
彼の感覚として、一日分としてはまあまあな進度ではないだろうかという場所まで来たとき、その声は足元からした。
「あんた、にゃんたじゃないかい?」
それは小さな女だった。手のひらにでも簡単に乗せることができるだろう。「百」と書かれた覆面で覆われているからどういう顔かは想像もつかないが、その着物であるとか白い肌、長い髪から発せられる雰囲気はどこまでも妖艶だった。が、彼にとっては全く興味のない相手でもある。
(にゃんた?)
彼は女の言葉に内心眉を寄せる。そういうものはココに居ない。
「おモモさんにゃー」
(ああ、にゃも様の知り合いか)
現段階で最も敬愛するにゃごにゃご様であるところのにゃもの知り合いとはいえ、やはり興味はわかない。相手の真意は分からないが、にゃもは女との話に夢中になっている。邪魔をする必要はないだろう。尤も、この女の出方によっては、対応はいくらでもかえていける。きな臭いことを言ってないかチェックをする必要はあるだろう。
「で、そっちの小さいのは新しいお友達かい?」
(どう考えても、そっちのが小さいじゃん)
女は犬と彼を見て楽しそうな声をあげた。同行している犬は尻尾を振りながら返事をしたが、彼はさめた目で女を見ただけで反応しない。にゃもは「一緒に探検している」と答えている。彼の中では非常に分かりやすい上下関係が同行者の中にはあるのだが、どうやらにゃもも犬も、そうではないらしい。
多分、フラットなのだろう、と彼は考える。
(問題なし、か?)
昔話が主であり、彼にとってコレといった有益情報は出ないようだ。警戒は解いても問題ないかもしれない、そう彼が判断しかけたときだった。
「じゃ、仔猫ちゃんがどれくらい強くなったか、アタシが試してあげようじゃないの♪」
女は突然そういうと彼らに襲い掛かる。
(ちっ、面倒な)
彼は内心舌打ちすると、武器であるすりこぎを取り出した。
>……ちうわけで、毒百足との戦闘が発生しましたよ。
※ 本日の日記は845、892、1445で連動させていただいております ※
■トリチェの報告 兼 今ではない時間、ココではない場所■
「相変わらずにゃも様について遺跡を探検してますよー。前回の報告であげた敵は蹴散らしましたー。今のところにゃも様に損害は無しですよー。そうそう、模擬戦闘をやったんですけどね、トリチェが表立って戦闘するのって、ひっさしぶりじゃないですか? そういうわけで、ちょっと感覚取り戻すまでやっばい感じなんですよねー。やっぱ実戦はたまにやっとかないと駄目ってかんじですよー。うっかり倒されちゃったですよ、それもトリチェだけ。かっちょわる!」
「それで? よく元気でいられるな」
「そりゃまあ、あくまで模擬戦闘だからねえ、致命的なことにはなんないよ。でもさ、なにせひっさしぶりでしょ、こんなの。まだ慣れてないのか、動きがしっくりこないんだよねー」
「お前、それ人前で言うなよ?」
「やだなあ、ベフォルズ。トリチェはそんなヘマしないよ」
「不信用」
「ひっど! まあ、うまくやるから見ときなよ。ベフォは今何やってんの?」
「わたしはトリチェの本部でのバックアップと情報処理だな」
「地味!」
「やかましい」
「そうそう、長老元気?」
「会長とよべ、会長と」
「トリチェが長老って言うたび青筋立てるのがおもしろいのにー」
「お前みたいなヤツはにゃごにゃご様のご加護から外れてしまえ」
「ベフォに土産もってってやんないぞ」
「いらん」
「なーんて遊びはここら辺までにしといてだね、とりあえずうまく行ってる。誰もトリチェのことを疑ったりしてないし」
「疑われるような人材だったらそもそもここにいない」
「だ・ね。まあ、見た目15~6の可愛い少年を演じきって見せてやるから、そっちでの報告よろしく」
「……この会話でどうやって報告しろというんだ。前回みたいに報告書送って来い」
「にゃも様も犬っころもいるからそうそう報告書なんて書いてらんないんだよ。他にも探検してる有象無象どもがいるしさ」
「泣き言はきかん。今回は会長にこの会話をかいつまんで報告しておくから、次回からは書類書いて来い」
「わかったよー。そんじゃね」
「ああ」
「あ、そうそう、ベフォと長老ができてるって噂、あれ、ホント?」
「通信終わり」
トリチェはうんともすんとも言わなくなったソレにたいして、舌打ちするとソレをしまった。
■PLさん日記■
設定は毎回書きながら考えてます。
行き当たりばったりで行き倒れないように気をつけたいと思います。
ところで未だに色々と暗中模索です。
一体いつになったらこのゲームが理解できるでしょうか。
いや、たのしんでますよ。
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